絶えず意思決定を迫られる社長の経営指針

筆者の思い

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はじめまして。
営業コンサルタントの 岩月 と申します。
営業指導専門、BtoBビジネス専門のコンサルタント・研修講師として25年以上のキャリアを持ちます。コンサルティング・研修講師活動を通じて、今までに800人を超える経営者の方々と接点を持ってきました。

その中でいつも感じることがあります。
同じ現象をとらえても、陽の当たる方から見る方もいれば、陰の方から見る方もいます。
同じ失敗をしても、「このやり方では失敗することが分かった」と次への肥やしにする人もいれば、「どうしよう」とふさぎ込んで後ろ向きに考える人もいます。
これは人生において大違いですし、しかも経営者ともなれば従業員の皆さんに与える影響も大です。

経営者のこういった日々のあり方・やり方の蓄積が、会社・従業員・従業員の家族にまで影響を及ぼしているのだと感じています。

これが良いかどうかは別ですが、かつて「石の上にも三年」といいまして、我慢強く、辛抱強くやり続けることで一輪の花を咲かせることが、美学のように言われた時代がありました。
今考えますと、私自身も独立してしばらくは食えない時代がありました。しかし、努力を重ね、誠実に物事に向き合い、尊敬できる経営者の方々と出会い、前を向いてやり続けることで人並みの生活を送ることが出来、今の自分があります。

先日とある情報を集めていましたら、企業生存率の記事がありました。
空前の起業ブームと言われますが、1年以内の企業生存率はなんと40%だそうです。
ちなみに20年で0.3%、30年で0.02%。

起業するということは、必ず経営者がいるわけで、この状況では「石の上にも三年」の対極の状況です。
今の時代、容易く会社をつくり、容易く倒産、廃業するすることがムーブメントのようにすら感じます。
つまり、経営者としての “芯” といいますか “あり方” というものがなさすぎる。

このページをお読みいただいている経営者の方の中にも、かつて大変な思いをしながら、努力を重ね、這いつくばって、今がある方も多いと思います。そのような経営者の方にとっては、今の起業ブームのこの状況に鬱々たる思いをされてらっしゃる方も多いのではないかと思います。

伸びる会社の経営者にはあらゆる共通点があり、伸びない会社の経営者にも共通点があります。
こういった視点で、日々の活動を通じて感じる経営者としての “あるべき姿” “あるべき考え方“ “あるべき感じ方” について綴ってまいります。

本当に規模は小さいですが、私も経営者の一人として、自戒も含めて経営者のあり方・やり方を追求していきたいと思います。

有限会社アクチャーコンサルティング
代表取締役  岩月 康隆

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