まだ再建途上とはいえ、2000億円近い営業利益が見込まれている日本航空。
その陰には、徹底したムダの排除と人員削減、そして現場のコスト意識改革があったとも。
今までの習慣、慣習の延長線上で業務を行うから、ムダが発生しても気付かない。
自社の常識、社会の非常識を「ムダ」という。
業績を伸ばしている企業の経営者は、経営規模にかかわらず、人が話をしているときに間違いなく必死にノートをとっている。
一つでも、二つでも自社に取り入れるべきヒントを探っている。
つまり自社の視点では見えない他社の視点を取り入れようとしているということである。
この様に自社を客観視してみるということは重要であり、また社外の人の意見を謙虚に聞き入れるという姿勢が経営者には必要ということ。
こういった器があって初めて経営者なんです。