経営者は、どうなりたいのか、自社の目指すべき着地点はどこなのか明確に示すべき。

ただし、そのための施策を手取り足取り指示してはいけないと思うんです。

なぜなら、これは幹部の仕事。

しかし、着地点を明確にし、その施策を幹部に任せる根底には、共通の戦略思考があってのこと。全社共通の戦略思考が浸透していれば、経営者の意思に反した施策でもって、着地点に向かう幹部はいないはず。

「共通の戦略思考」は、旧KKD(経験・勘・度胸)では成し得ない。

新KKD(科学・計画・データ)に基づいたものでなければ、「共通の戦略思考」とは言わない。

自社に「データ」を「科学」的に分析をして、「計画」だった行動をとる企業文化・風土が備わっているだろうか。

旧KKD経営を属人的経営

新KKD経営を普遍的経営 という。

『着地点の明示』を経営者の仕事とするならば、新KKD経営を試みてもいいかもしれない。

「データ」を「科学」的に分析をして、「計画」だった行動をとる経営のことだ!